特別加入時健康診断とは

特別加入する前の業務が原因となって発生した疾病に対して保険給付を行わないように、特別加入希望者のうち下記表の指定業務をしていた方に健康診断の受診を義務づけています。
そして、特別加入時の健康状態を確認し、保険給付を適正に行うことを目的とする健康診断です。

※ 1か月のうち1日でも上記業務を行った場合は、1か月として計算します。

健康診断受診までの流れ

1. RJCが監督署に必要書類を提出 RJCが、「特別加入時健康診断申出書」を所轄労働基準監督署に提出します。
2. 監督署長が指示書を郵送交付 健康診断申出書の業務歴から判断して健康診断が必要と認められる方に対して所轄労働基準監督署長より、RJCに約1～3週間の間に「特別加入健康診断指示書」「特別加入時健康診断実施依頼書」が郵送交付されます。
3. RJCから依頼書を受診されるご本人さまに郵送 交付された「特別加入時健康診断実施依頼書」をRJCから受診されるご本人さまに郵送します。
4. ご本人さまが期限内に予約をして、RJCに連絡 RJCがメールで予約期日をご案内します。
   期限内に予約をして、RJCに連絡ください。
5. 期間内にご本人さまが健康診断を受ける 送付したすべての書類
   ・特別加入時健康診断実施依頼書
   ・必要な証明書
   ・請求書
   ・内訳書
   を持参して、期間内に健康診断を受けていただきます。
   
   特定業種の健康診断に要する費用は国が全額負担します。 交通費は自己負担となります。
6. 「健康診断証明書」が所轄労働局に送付 健康診断を受診後に病院から「健康診断証明書」が作成され所轄労働局に送付されます。
7. 所轄労働局から承認、不承認通知がRJCに送付 「健康診断証明書」に基づき所轄労働局から承認、不承認通知がRJCに送られてきます。
   
   承認、不承認の結果が出るまで２､３か月、遅い場合は４か月程度かかります。 先に仮加入証明書を発行しています。
8. 本会員カードをお渡し 本会員カードは結果がRJCに届いてから、郵送します。
   ※健康診断証明書の未提出や、あるいは、業務内容、業務歴等の虚偽申告が判明した場合には不承認や 承認取消となることがあります。

特別加入が制限される場合

加入時健康診断を受けた結果、次の場合には特別加入が制限されます。 特別加入予定者がすでに疾病にかかっており、その症状又は障害の程度が一般的に就業することが困難であって、療養に専念しなければならないと認められる場合には、特別加入は認められません。
特別加入予定者がすでに疾病にかかっており、その症状又は障害の程度が当該業務からの転換を必要とすると認められる場合には、当該業務以外の業務についてのみ特別加入が認められることとなります。