一人親方の方必見!元請け、下請け、外注、孫請けの違いを解説!

この記事はこんな方におすすめです

  • 元請けから仕事を受注している一人親方さん
  • それぞれの違いについて知りたい一人親方さん
  • これから下請けを使おうと思っている元請さん

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1、元請け、下請けについて

一人親方、元請け、下請けにはそれぞれに役割や特徴があります。
まず、一人親方は雇用関係を持たずに個人事業主として、専門的な技術を活かし、元請けや下請けから仕事を請け負います。
元請けは、ゼネコンや工務店が該当し、発注者から直接仕事を受注、全体をみて管理する役割を担います。

下請けは、元請けから仕事を依頼されて専門的な作業を行います。
また、一人親方が下請けになる場合もあれば、さらに下請けに仕事を依頼することもあります。
一人親方と下請けの大きな違いは、仕事を受ける形態に大きな違いがあります。

2、元請け、下請け、外注、孫請けとは

一人親方と外注は、雇用形態や仕事の依頼方法に違いがあります。
一人親方は雇用関係を持たずに個人事業主として仕事を受注しています。
それに対して外注は、企業と雇用関係はなく、業務委託契約を結び、企業や個人事業主から仕事を依頼され、特定の業務を請け負っています。
孫請けとは、下請けと請負契約を結び、下請けから仕事を依頼され、下請けの指示に従って現場に従事する存在です。
関係性としては、元請け→下請け→孫請けとなります。
そのため、孫請けは元請けや下請けの指示に従って作業を進めることが重要です

3、まとめ

このように一人親方、元請け、下請け、外注、孫請けにはそれぞれ役割や特徴があります。
各々の役割と関係性を理解し、滞りなく潤滑に仕事を進めていくことが重要です。

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監修者の紹介

林満

元厚生労働省 厚生労働事務官
厚生労働大臣承認 愛知労働局承認
一人親方労災保険RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。