一人親方になるには?建設業の方必見!一人親方になる方法

この記事はこんな方におすすめです

一人親方として独立したい!でもなにをしたらいいかわからない方

一人親方として独立するために、なにが必要か知りたい方

一人親方として独立する前に、した方がいいことはあるのか知りたい方

 

今は会社に勤めているが、一人親方として独立を考えている方!必見です!
一人親方になるためにはいくつかの事前準備や必要な手続きがあります。焦ることなく準備が進められるように、何から始めたらよいか紹介します。

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1.そもそも一人親方とは?

一人親方とは建設業などで労働者を雇用せずに、自分自身または同居の家族だけで事業を
行う事業主のことをいいます。下記の方が一人親方です。
・従業員を雇っていない法人の社長さん
・ひとりで建設業を営んでいる社長さん
・同居の家族だけで建設業を営み現場に出られる方全員
・アルバイトを年間99日しか使わない社長さん

2.一人親方になるために必要な手続き

一人親方として事業をはじめることになったら個人事業主になります。
そのためにまずやっておくべき必要な7つの手続きの紹介をします。
スムーズに事業を進められるように手続きを確認していきましょう。

① 開業届の提出
② 所得税の「青色申告承認申告書」を提出する
③ 家族の従業員がいる場合、「青色事業専従者給与に関する届」を提出する
④ 「個人事業開始申告書」の提出
⑤ 国民年金・国民健康保険への切り替え
⑥ 労災保険への加入
⑦ 事業用の銀行口座の開設

① 開業届の提出
事業開始1カ月以内に開業届を提出しましょう。開業届を提出することによって社会的
に一人親方として認められます。また以下のような4つのメリットがあります。
□節税がしやすい青色申告を利用できる
□事業用の銀行口座を開設できる
□職業を証明できる
□各種助成金を利用できる

② 所得税の「青色申告承認申告書」を提出する
事業開始日から2カ月以内に青色申告承認申告書を提出しましょう。
確定申告には青色申告と白色申告があります。青色申告は特別控除などの節税メリットがあります。

③ 家族の従業員がいる場合、「青色事業専従者給与に関する届」を提出する
配偶者などの家族を従業員として雇う場合は青色事業専従者給与に関する届を提出します。
提出することで家族に対して支払う給与を所得から控除できるのと、経費として処理することができます。

④ 「個人事業開始申告書」の提出
個人として事業を始めたことを都道府県に報告する書類です。個人事業開始申告書は都道府県税事務所に提出します。

⑤ 国民年金・健康保険への切り替え
会社に雇用されている場合は会社を通じて厚生年金や社会保険に加入していますが、
退職するとこれらの年金・保険は加入資格を喪失します。
自分で切り替え手続きを行わないと、医療費を全額負担することになる場合や、年金は未納を続けた場合は満額受け取れなくなる可能性もあります。
手続きの期限は退職日から14日以内となっています。期限内に切り替え手続きを行いましょう。

⑥ 労災保険の加入
一人親方として独立する際は、労災保険の特別加入制度の利用手続きはすませておくことが必要です。
一人親方はケガや病気のリスクが高いことから、労災保険の特別加入ができます。
メリットは、業務や通勤上のケガや病気の治療費の負担が無料になったり、休業時には補償などを受けられたりすることです。
また現場によっては加入していないと仕事ができない場合があります。労災保険には加入しましょう。

⑦ 事業用の銀行口座の開設
開業届を出していれば、事業用の銀行口座が作成できます。
事業用の口座があると、プライベート費用と事業の口座を分けられるためお金を管理しやすくなります。
また取引をする相手にとってもお金の管理は信用度に関わるので、事業用の口座を開設しましょう。

 

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3.事前に確認!一人親方になる前にやっておきたいこと3つ

一人親方として独立をする前に、事前にするべきことが3つあります。
リスクを抑える、余分な費用がかからないように事前に準備をしましょう。

① 事業用のクレジットカードの契約
② 車両などのローン契約
③ 人脈・仕事のつながりを広げる

① 事業用のクレジットカードの契約
事業を進めるうえでクレジットカードを使用する機会が多くなります。
必要な備品など簡単に購入することができます。
一人親方として独立したばかりだと、まだ収入が安定していないとみなされるため、審査が通ることが難しくなります。
会社から独立する前に作っておくとよいでしょう。

② 車両などのローン契約
クレジットカードの審査と同じく、ローン審査も独立したばかりだと個人の信用が問われるため審査が通ることが難しくなります。
また組めたとしても高金利のローンしか組めない場合もあります。
車両のほかにも工具など必要な物をローンで購入することがあると思います。独立する前に契約しましょう。

③ 人脈・仕事のつながりを広げる
独立後にも安定して仕事を行うためには人脈は大切です。一人親方になると自分で仕事を受注しなくてはなりません。
勤めている間に良い関係性が築けるように真剣に丁寧に仕事に取り組みましょう。
また自分からも積極的に人脈を作ることも大切にし、仕事のつながりを広げましょう。

4.まとめ

一人親方になる際に必要な手続きを紹介しました。
社会的に一人親方と認められるためにまず必要な手続きは開業届です。
また安定に働くためには労災保険の加入も不可欠です。
どれも大切な申請や届出です。またメリットがある手続きでもあるので計画的に準備をすることをおすすめします。

 

 

 
監修者の紹介

林満

RJCグループ アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。その後、労働基準監督署にて労災補償および適用業務の実務を担当。2002年に愛知労働局労災補償課 職業病認定調査官、2011年に同局労災補償課 調整官などを歴任。2022年の退職に至るまで、50年以上にわたり労災保険の実務に携わってきた労災保険業務に関するエキスパート。
現在は、RJCグループアドバイザーや大手ゼネコン竹中工務店名古屋支店 労災業務を担当しながら、労災保険特別加入制度の普及や災害防止活動に取り組んでいる。
   
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