コロナは特別労災が使えない!? 従業員が現場でコロナに感染したらどうする?
コロナの感染拡大によって、中小企業や個人事業主は影響を受けています。
自分が感染しまったら、現場に出ている従業員が感染してしまったら、特別労災(特別加入)は使えるの?
焦らないためにも、コロナと特別労災(特別加入)についてチェックしておきましょう。
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1.特別労災(特別加入)とコロナ:コロナは特別労災(特別加入)が使えない!
仕事中や通勤途中にケガや病気になった場合、会社に雇われている労働者であれば労災保険が適用されます。
そして、労働者でない事業主は、労災保険の対象外です。
しかし、現場に出ることのある建設業の事業主に、ケガはつきもの。
そんな事業主を守るための制度が「特別労災(特別加入)」です。
では、事業主が現場作業中にコロナに感染した場合、特別労災(特別加入)は使えるのでしょうか。
厚生労働省の「職場で新型コロナウイルスに感染した方へ」では、労災保険給付の対象を以下のように示しています。(引用元:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/000698300.pdf )
① 感染経路が業務によることが明らかな場合
② 感染経路が不明の場合でも、感染リスクが高い「業務」に従事し、それにより感染した蓋然性(がいぜんせい)が強い場合
※(例1)複数の感染者が確認された労働環境下での業務
※(例2)顧客等との近接や接触の機会が多い労働環境下の業務
③ 症状が持続し(罹患後症状があり)、療養等が必要と認められる場合
なんだか難しい言葉で説明されていますが、ポイントは「本当に職場で感染したの?」という点です。
では次に、実際に労災認定された事例をみてみましょう。
(引用元:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/000647877.pdf)
・建設作業員
Eさんは、乗り合いで現場に移動をしていました。
後日、作業車に同乗した同僚がコロナに感染していることが確認され、当該同僚から感染したと認められたことから、支給決定された。
・工事現場施工管理業務従事者
感染経路はわかりませんでしたが、Bさんは発症前14 日間に、工事現場の事務室で現場の施工状況を管理する業務をしていました。
同じ事務室でBさんの他にも、コロナに感染した者が勤務していたことが確認されました。
このためBさんは、感染リスクが高いと考えられる場所で業務をしており、私生活での行動等から一般生活では感染するリスクが非常に低い状況であったことが認められたことから、支給決定されました。
誰から感染したかが明らかでなくても、職場で感染したと認められる場合には、労災保険の給付対象だということがわかりますね。
特別労災(特別加入)もこの判断基準があてはまります。
感染拡大はいつ起こるかわかりません。
「現場に出るけどまだ特別労災(特別加入)していない」という事業主は、必ず特別労災(特別加入)を済ませておきましょう。
2.特別労災(特別加入)とコロナ:中小事業主がコロナにかかったら
事業主がコロナに感染したら、まずは、現場で何人がコロナに感染したか確認しましょう。
事業主自身が1人目の感染者の場合、特別労災(特別加入)は使えません。
現場で誰もコロナに感染していなかったら、感染経路は現場でないと判断されるからです。
また、事業主が現場作業に従事していたときに、従業員も稼働していたかどうかも確認します。
それから次のことを確認し、関係各所に連絡をします。
〈確認すること〉
・感染者はいつから、どんな症状があったか。
・感染者の出勤状況
・他の従業員や家族との接触状況
〈連絡先〉
① 医療機関・保健所
今後の療養について指示を仰ぎます。
② 元請け会社
感染経緯等を報告します。
③ 管轄の労働基準監督署
休業による賃金補償や労災、特別労災(特別加入)の認定判断に関する問合せは労働基準監督署に行います。
現時点では、特別労災(特別加入)含め、労災認定の判断は労働基準監督署が事案ごとに行っています。
自分のケースが特別労災(特別加入)の補償の対象か気になる場合は、管轄の労働基準監督署に問い合わせてみるのもよいでしょう。
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3.特別労災(特別加入)とコロナ:従業員がコロナにかかったら
現場作業に出ている従業員が、現場でコロナに感染したとします。
従業員が現場でコロナに感染した場合の補償はあるのでしょうか。
従業員は労働者なので、事業主の特別労災(特別加入)は使えません。
従業員が現場でコロナに感染した場合は、「工事現場の労災(現場労災)」が適用になります。
現場労災とは、元請け会社が下請けの労働者を含めて現場ごとに労災保険の加入手続きを行い、保険料を納付する労災保険です。
この現場労災を使うためには、前述の確認事項を確認のうえ、関係各所に連絡しましょう。
また、職場では、感染した従業員が触れた可能性のある箇所の消毒も忘れずに行ってください。
4.特別労災(特別加入)とコロナ:濃厚接触者でも特別労災(特別加入)が使えるの?
「職場の同僚が職場でコロナに感染し、自分(事業主)がその濃厚接触者になってしまった。」
こんなときは、特別労災(特別加入)は使えるのでしょうか。
現在、濃厚接触者の扱いについては、明確な定義がありません。
特別労災(特別加入)が使える場合やそうでない場合があります。
それぞれの状況よって対応が異なるようです。
濃厚接触者が理由で会社を休んだ場合に特別労災(特別加入)が使えるのかどうかは、管轄労働基準監督署に状況を説明して、確認してみましょう。
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5.特別労災(特別加入)とコロナ:現場でできるコロナ対策方法
ここまでコロナに感染した場合のお話をしてきました。
しかし、誰も好んで感染なんてしたくないですよね。
何といっても、まずはコロナに感染しないことが一番大事です。
この項では、現場ですぐに取り入れられるコロナの感染対策をいくつかご紹介します。
①マスク着用や手洗いの徹底
夏の気温・湿度が高い時期、熱中症対策のため屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクを外しましょう。②消毒液(アルコール等)による定期的な消毒
重機や車両のハンドルや操作レバー等、複数の人が頻繁に触れる・共有する箇所は、こまめに消毒しましょう。車両運転時には、使い捨てゴム手袋を使うのも効果的です。
③作業場所の換気
室内作業中は窓・扉を開けて換気をし、換気装置を使うなどして換気を行いましょう。④現場入場時の体温測定
現場入場時だけでなく、出勤前にも咳・鼻水等のコロナ感染を疑われる症状がないか、確認します。体調が思わしくない日には、出勤を控えさせましょう。⑤密室空間での人数制限
内装工事や仮設昇降機内などの狭い空間では工事エリアごとに区画を設定し、人数制限を設けましょう。⑥ゴミのこまめな回収
鼻水や唾液等がついたゴミは、ビニール袋に密閉して捨てましょう。上記に加えて、感染者が出た場合の連絡先やフローを事前に準備できていると、より安心ですね。
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6.特別労災(特別加入)とコロナ:まとめ
新型コロナウイルスに感染すると、感染者だけでなく感染していない従業員にも負担がかかります。
そうやって感染拡大の負のループが生まれます。
職場での感染拡大を防止するためにも、まずは日ごろから感染予防に取り組みましょう。
また、万が一感染した際の備えとしても、特別労災(特別労災)に加入し、自分の身を守りましょう。
RJCグループ アドバイザー
林 満
はやし みつる
現在は、RJCグループアドバイザーや大手ゼネコン竹中工務店名古屋支店 労災業務を担当しながら、労災保険特別加入制度の普及や災害防止活動に取り組んでいる。


