【出張先でピンチ!】「新しい労災の証明書が家に…」加入番号がわからない職人を現場に入れるには?

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この記事はこんな方におすすめです
  • 出張先の現場で、職人から「新しい労災の証明書が手元にない」と言われて困っている現場監督
  • 職人に新しい労災番号の提出を求めているが、「出張中で確認できない」と言われ手続きが止まっている事務担当者
  • 「証明書がないなら現場に入れない」と職人に伝えなければならず、データで確認できないかと悩む安全管理担当者
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はじめに

建設現場の監督をしている山田さん(仮名)。

 

出張先の岩手県の現場に来た職人の鈴木さん(仮名)から、「労災の更新はしたが、新しい証明書の原本が愛知の自宅に届いていて手元にない」と言われました。

 

新しい番号がわからず、現場に入れていいものか悩んでお電話をいただきました。

 

結論として、組合のマイページから電子データで加入証明をダウンロードするか、組合に連絡して証明書の写しをメールで送ってもらうことで、すぐに加入番号と期限を確認でき現場に入れます

 

1.証明書がない!「本当に更新したの?」と疑いたくない現場監督の焦り

山田さんが一番困っていたのは、「証明書がない職人を現場に入れていいのか判断できない」ということでした。

 

4月になり、鈴木さんの以前の労災保険は3月31日で有効期限が切れていました。

 

鈴木さんは「更新はしたけれど、出張中で原本が家にある」と言っています。

 

しかし、証明書がないまま現場に入れて、万が一事故が起きたら会社の大きな責任問題になります。

 

かといって、せっかく遠方から来てくれた職人を帰らせるわけにもいかず、山田さんは工期と安全の板挟みになって大変焦っていらっしゃいました。

 

2.スマホですぐ出せる!組合のマイページや写しのメール送信を活用しよう

このような相談を受けた際は、職人さんに「組合のデータ確認サービス」を使ってもらうよう案内してください。

 

当組合では、マイページから自分の加入状況や番号を確認できるようになっています。

 

原本が手元になくても、このデータや写しを山田さんに提出してもらえば、すぐに加入状況が確認でき、安心して現場に入ってもらうことができます。

 

3.「加入証明を忘れた!」遠方の現場あるあるトラブルと事前対策

他の現場監督の方からも、「遠方の現場に来た職人が、新しい証明書を持ってくるのを忘れた」というご相談をよくいただきます。

 

特に4月や年度更新の時期は、新しい証明書が自宅に届いたまま出張に出てしまうケースが頻発します。

 

トラブルを防ぐためには、出張前の段階で「新しい証明書の写真をスマホで撮っておいて」と伝えておくことが効果的です。

 

万が一忘れてしまった場合でも、焦らずに組合へデータの送付を依頼するよう職人さんにアドバイスしてあげてください。

 

4.まとめ

年度替わりの4月は要注意!データ確認の手段を知って安全な現場を

 

年度が切り替わる時期は、保険の更新トラブルが一番多くなるタイミングです。

 

「証明書が手元にない」と言われても、決して無保険で現場に入れたり、頭ごなしに帰らせたりする必要はありません。

 

スマホでのマイページ確認や、組合からのデータ送付といった便利な手段があることを知っておけば、現場監督として冷静に対処できます。

 

もし職人さんの保険状況がわからず現場の対応に迷った時は、いつでも当組合のサポート窓口までご相談ください!

 

 
監修者の紹介

林満

元厚生労働省 厚生労働事務官
厚生労働大臣承認 愛知労働局承認
一人親方労災保険RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。