外国人の一人親方と連絡が取れない!現場でのトラブルを回避するためには?

この記事はこんな方におすすめです

外国人の一人親方さんとお仕事される方

外国人の一人親方さん

外国人の一人親方さんとのコミュニケーションを取りたい方

 

建設現場でも、外国人を見かけることが多くなりました。
外国人一人親方として活躍する人も増えていますよね。
そこでよくあるのが、ことばの壁や文化の違い。
外国人一人親方と一緒に仕事するときトラブルを避けるためにも、これを読んで備えましょう。

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1.外国人の一人親方:どんな国の人がいるの?

近年、人手不足を解消するために外国人労働者が増えています。
建設業にもその波が来ています。
日本で働いている外国人には、どの国籍が多いのか厚生労働省によるとベトナムが最も多く、
次いで中国、フィリピンと続きます。インドネシア、ネパールも増加傾向にあります。
それでは建設業での一人親方はどうでしょうか。
一人親方RJCでよく見かける外国人一人親方の国籍は、セネガル、イラン、ブラジル、ベトナム、中国、フィリピンをよく見かけます。
いずれにせよ、これからもっといろいろな国籍の外国人一人親方が増えるのは間違いないです。

2.外国人の一人親方:よくあるトラブル事例

日本において会社のコンプライアンスが厳しく問われます。外国人でトラブルが多いのが、仕事に対しての考え方の違いや日本の常識となっている習慣が通じないことです。
外国人が日本で働いて実際どのようなトラブルがあったのか紹介します。
外国人一人親方と一緒に働く方は、ぜひ参考にしてみてください。

あいさつ

現場では一人親方同士初めましても多く、日本人だったらあいさつするのが当たり前です。
しかし国によってはあいさつの習慣がない国もあります。
タイ、ミャンマー、ベトナムなどの東南アジアの国では、毎日顔を合わせるような場合あいさつしないのが普通です。
黙って現場に入り、黙って現場を去るといったことが日常的に行われています。
一回目の初めはあいさつしたのに、二回目からはあいさつしないなんてどんなやつなんだと思うのではなく、
日本ではあいさつが基本でコミュニケーションの一部であるということを相手の価値観を尊重しつつ教えてあげましょう。

時間

日本は世界の中で最も時間を守る国だと言われています。
つまり時間を守ることが当たり前の文化です。
それに対して海外では出身国によっては、日本ほど時間を守らなければいけないという意識が低い国もあります。
だからといって日本で働く以上、日本の文化の中で生活する必要があります。
「時間に遅れている、遅刻とはどういうことだ」と頭ごなしに怒るのではなく、日本では時間を守らなければならないということを丁寧に教えてあげましょう。
建設業の一人親方の場合、つい言葉が荒くなってしまうかもしれません。
ここはやさしく対応しましょう。

感情的な態度

言葉や文化が違う人間同士、短期間でお互いを理解するのは容易ではなく、
言葉が伝わらないストレスで暴言や暴力を振るってしまうケースがあります。
過酷な建設業の現場で、つい感情的な態度になってしまう、一人親方もいるかもしれません。
近年さまざまなハラスメントに敏感な世の中になっており、特に外国人は日本人に比べてハラスメントには敏感です。
日本人のように奉公的な感覚は通用しないので、コンプライアンスには十分に注意しましょう。

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3.外国人の一人親方:コミュニケーションを取るには?

日本語が上手な外国人の一人親方がいる一方、
外国人の一人親方の大半は日本語が苦手で片言でしか日本語を話すことができず、上手くコミュニケーションを取ることができないかもしれません。
そんな時は、表情やジェスチャーがあると言葉が通じやすくなります。
ざっくばらんに大雑把な人になったつもりで、カジュアルに簡単に伝えてみましょう。
そのほうがジェスチャーが増え、表情が豊かになり相手に伝わりやすくなります。
また少し日本語が話せそうだなと思う外国人には通じやすい簡単な日本語を使いましょう。
外国人にとって通じやすい日本語は、「和語」「単文」「ですます口調」です。
短い文で漢字の言葉はできるだけ避けてあげて話しかけてみましょう。

4.外国人の一人親方:言葉を訳すには何を使ったらいい?

ずばりスマートフォンの翻訳機能です。
スマートフォンにはさまざまな翻訳機能のアプリが存在しており、音声入力をすればその言葉が英語で発音してくれる機能も備わっています。
もちろん英語だけではなく、世界中のさまざまな国の言語にも対応しているアプリもたくさん存在します。
たくさんありすぎてどのアプリにするべきか迷っている方に、おすすめの無料翻訳アプリを紹介します。

◇Google翻訳
豊富な対応言語とオフラインでも利用可能なため場所を選ばずに使えます。

◇Papago
13言語に対応しておりテキストや音声をリアルタイムに翻訳してくれます。

◇今すぐ翻訳
全てのデバイスで連携可能なため、Apple製品を複数利用している人におすすめです。

自分たち日本人が歩み寄り、スマートフォンの翻訳機能があれば、
ある程度のコミュニケーションが取れ一人親方同士良好な関係が築けること間違いなしです。
現場に外国人一人親方がいる場合や、外国人一人親方を使っている会社の方はぜひ参考にしてみてください。

 

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5.外国人の一人親方:日本の文化が当たり前じゃない!

トラブル事例でも紹介しましたが、日本は世界で最も時間を守る国だと言われています。
一人親方にとって遅刻するということは、信頼を無くし次の仕事がもらえないという可能性も出てきます。
出身国によっては、時間を守るという意識が低い国もあります。
ただ、日本で働く以上、日本の文化の中で生活する必要があります。
頭ごなしにその文化を外国人に押し付けるのはよくありません。
日本とは文化の違う国で育った人ということを念頭に置き、コミュニケーションを取ることが大事です。
そのうえで日本では、時間を守らなければいけないということを優しく丁寧に教えてあげましょう。
そうすれば外国人一人親方も日本の建設現場で働きやすくなります。トラブルも事前に防ぐことができます。

6.外国人の 一人親方:まとめ

日本人一人親方でも外国人一人親方でも、言語や文化が違うだけで同じ人間です。
また同じ現場で働く仲間です。
文化の違いは、教えあえばいいですし、言語の壁は翻訳機能を使えば解決します。
トラブルをさけるためには、人間の基本である「思いやり」「相手の立場で考える」を念頭に置き、
コミュニケーションをとり良好な人間関係を築いていきましょう。

 

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監修者の紹介

林満

元厚生労働省 厚生労働事務官
厚生労働大臣承認 愛知労働局承認
一人親方労災保険RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。