給付基礎日額はどう決める?家計と補償、提出書類のバランス

ID:26002

この記事はこんな方におすすめです
  • 給付基礎日額ごとのメリット・デメリットを知りたい方
  • 手続きに必要な書類を最小限に抑えて、早く加入させたい方
  • 旦那さんの代わりに、最適な補償プランを選んであげたい方
はじめに

一人親方の労災保険を申し込む際、必ず選ばなければならないのが「給付基礎日額」です。

「3,500円から選べます」と言われても、家計を預かる身としては、どれが自分たちに合っているのか判断に迷いますよね。
この日額は、いわば「万が一ケガをして働けなくなった時、1日あたりいくらもらえるか」を決める基準になるもの。

 

実は選ぶ金額によって「準備する書類」が変わることもあるんです。

今回は、代理の方が知っておきたい賢い選び方をわかりやすく解説します。

1.「給付基礎日額」って何?保険料と補償額の関係

給付基礎日額とは、労災事故で働けなくなった時に国から支払われる「休業補償」の計算の元になる金額のことです。

この日額を高く設定すれば、ケガをした時にもらえるお金は増えますが、その分、支払う保険料も高くなります。

 

逆に、日額を低く設定すれば保険料は安く抑えられますが、いざという時の補償も少なくなります。

「毎月の支払いを楽にしたい」という気持ちと、「万が一の時に生活を守りたい」という気持ちのバランスが大切です。

2.16,000円以上は「所得証明書」が必要!手続きの注意点

ここで、代理でお申し込みをされる方にぜひ知っておいてほしい重要なポイントがあります。
給付基礎日額を「16,000円」以上に設定される場合は、市区町村が発行する「所得証明書」などの提出が必要になります。

 

「とにかく急いで加入させたい!」「役所に行く時間が取れない!」という場合は、書類提出が不要な14,000円以下の範囲で選ぶと、お手続きがとってもスムーズですよ。


※なお、一人親方労災保険RJCでは、健全な運営のため高額すぎる日額には制限を設ける場合があります。

お申し込み画面で選択できる範囲を確認してみてくださいね。

3.「安さ」だけで選ぶと危ない?失敗しないための選び方

とりあえず現場に入るために「一番安い3,500円でいいよ」と言われる旦那さんも多いです。

確かに、現場で見せる「会員証」を発行するだけなら、どの日額でも効力は同じです。


しかし、もし大きなケガをして数ヶ月働けなくなった時、日額3,500円だと休業補償(1日あたり2,800円)だけでは生活費を賄えない可能性があります。

特にお子様がいらっしゃるご家庭やローンがある場合は、「書類不要で入れる範囲の中で、なるべく手厚いもの(10,000円〜14,000円など)」を選ぶのが、代理で手続きをする方の「賢い選択」と言えます。

4.まとめ

給付基礎日額は、万が一の時に家族を支える「命綱」の太さのようなものです。

手続きの手軽さと、いざという時の安心感。その両方を考えて、旦那さんにぴったりのプランを選んであげてくださいね。


プラン選びや必要書類のことで迷ったときは、いつでもお気軽にご相談ください。
お困りごとは、「一人親方労災保険RJC」にお任せください!

お見積りはこちら

 
監修者の紹介

林満

元厚生労働省 厚生労働事務官
厚生労働大臣承認 愛知労働局承認
一人親方労災保険RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。