熱中症でも労災保険はおりる?とにかく暑い現場の一人親方へ

ID:26004

この記事はこんな方におすすめです
  • とにかく暑い現場で体調を崩さないか不安な方
  • 熱中症でも労災保険がおりるのか知りたい方
  • 現場から「労災保険に入って」と言われて焦っている方
はじめに

とにかく暑い時期は、建設業の現場で熱中症のリスクが急上昇します。「もし熱中症になったら、労災保険はおりる?」と不安になりますよね。今回は、一人親方が知っておくべき熱中症と労災保険の基本を、社労士が分かりやすく丁寧にお話しします。

 

1.とにかく暑い時期に急増!熱中症でも労災はおりる?

 

建設業の現場は、夏になるととにかく暑いですよね。
日差しが照りつける屋外だけでなく、風が通らない屋内での作業も本当に大変です。
そんな厳しい環境の中で、もし熱中症になってしまったらどうなるのでしょうか。

結論からお伝えします。



熱中症でも労災保険はおりる可能性が十分にあります。

ただし、これには大事な条件があります。
それは「仕事が原因で熱中症になった」と認められることです。

具体的には、以下のようなポイントがチェックされます。

  • とにかく暑い場所で、いつも通りの仕事をしていたか

  • 熱中症の症状が、仕事中や仕事の直後に現れたか

  • もともと重い病気を持っていなかったか

つまり、炎天下の現場で一生懸命に作業をしていて熱中症になったのであれば、それは「仕事が原因」と言えます。
そのため、しっかりと労災保険の対象になるのです。

労災保険が認められれば、治療費の自己負担はゼロになります。
さらに、仕事を休まなければいけなくなった場合の休業補償も受けられます。
お金の心配をせずに、しっかり体を休めることができるのは安心ですよね。

一人親方の皆様は、自分が倒れたら収入が途絶えてしまうという不安を常に抱えていると思います。
だからこそ、とにかく暑い季節を迎える前に、労災保険の仕組みを正しく知っておくことが大切です。
熱中症は命に関わる危険な病気です。
「これくらい大丈夫」と我慢せず、万が一の時は労災保険が使えるということを、ぜひ覚えておいてくださいね。

 

2.知っておきたい!熱中症で労災保険に助けられた話

 

ここでは、実際に熱中症になってしまい、労災保険に助けられた一人親方のAさんの事例をご紹介します。

30代の大工であるAさんは、とても真面目な方でした。

ある年の夏、とにかく暑い日が続く中で、応援に入った現場の作業に追われていました。

その日は水分補給を心がけていたものの、午後から急に激しいめまいと頭痛に襲われました。

そのまま現場で倒れてしまい、救急車で病院へ運ばれることになったのです。

診断は重度の熱中症でした。

数日間の入院と、その後の自宅療養が必要になってしまいました。

Aさんは、現場に入る直前に元請け会社から強く言われ、しぶしぶ一人親方労災保険に加入したばかりでした。

当時は「手続きが面倒だな」「お金がかかるな」と思っていたそうです。

しかし、今回の熱中症でその考えがガラリと変わりました。


労災保険に入っていたおかげで、病院での治療費や入院費はすべて無料になりました。

窓口で高額な医療費を支払う必要は一切ありませんでした。

さらに、退院後も体力が戻るまで仕事を休まざるを得ませんでしたが、その期間の休業補償もしっかりと支給されました

もし、あのとき労災保険に入っていなかったらどうなっていたでしょうか。

高額な医療費が重くのしかかり、収入もない中で無理をしてすぐに現場に戻っていたかもしれません。

そうなれば、さらに症状が悪化していた可能性もあります。

Aさんは「あのとき現場で加入を勧められて、本当に命を救われた。労災保険に助けられた」としみじみ語っていました。

とにかく暑い現場で働く一人親方にとって、労災保険は決して無駄なものではありません。

自分自身と、大切な家族を守るための最強のお守りになるのです

3.現場で言われても安心!代理で申込することの心強さ

 

建設業の現場では、入場する前に「労災保険の加入証明書を出して」と言われることがとても多いです。
急に元請け会社から言われて、焦ってしまう一人親方の方もたくさんいらっしゃいます。

しかし、一人親方の皆様は毎日遅くまで現場で汗を流しています。
「仕事が忙しくて手続きをする時間が全くない」
「パソコンやスマホでの申し込みは難しくてよく分からない」
そんな風に困ってしまうことも無理はありません。

そんなときに活躍するのが、奥様やご家族の皆様です。
実は、


一人親方労災保険の手続きは、ご家族が代理で申込をすることが可能です。
旦那様が現場で忙しく働いている間に、ご自宅から代わりに手続きを進めてあげることができます。

プロの窓口を利用すれば、奥様やご家族からの代理申込でも全く問題ありません。
スマホやパソコンから、画面の案内に従って必要な情報を入力するだけで完了します。
「私の名前で申し込んでも大丈夫?」
「夫の仕事内容の書き方が分からない」
そんな不安があっても大丈夫です。

とにかく暑い夏の時期は、現場の仕事だけで体力を激しく消耗します。
お仕事が終わったあとに、疲れた体で慣れない事務作業をするのは本当に大変なことです。
だからこそ、手続きはご家族が優しくサポートしてあげるのが一番の近道です。

奥様やご家族が代理でサクッと申込を済ませてくれれば、旦那様は翌日からの現場に安心して集中できます。
家族みんなの安心のためにも、ぜひ代理での申込を活用してみてくださいね。

 

 

4.まとめ

 

とにかく暑い季節の建設現場では、熱中症のリスクが常に隣り合わせです。
万が一、熱中症になってしまっても、お仕事が原因であれば労災保険からしっかりとした補償がおります。
治療費の心配をせず、安心して治療に専念するためにも、事前の備えが何より大切です。

「現場で急に加入するように言われたけれど、手続きが難しそうで分からない」
「とにかく早く、簡単に手続きを終わらせたい」

そんな一人親方の皆様の不安を、私たちはしっかりと受け止めます。
ITリテラシーに自信がない方でも安心してくださいね。

一人親方労災保険への加入や、手続きに関するお困りごとは、一人親方労災保険RJCにお任せください!
皆様がとにかく暑い夏を安全に乗り切れるよう、全力でサポートいたします。

 

お見積りはこちら

 
監修者の紹介

林満

元厚生労働省 厚生労働事務官
厚生労働大臣承認 愛知労働局承認
一人親方労災保険RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。