一人親方労災保険にかかる金額 内訳や項目についてご案内します

 

一人親方労災保険へ加入を検討していても、給付基礎日額がよくわからない、料金の内訳はどうなっているの、
様々な加入団体があってどこがいいかわからない等、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
今回は、そういった一人親方の悩みの一つを解消し、労災保険加入にかかる費用についてご案内していきます。

1.労災保険加入時にかかる金額

最初に、一人親方労災保険に加入する場合の費用の内訳は大きくわけて2つあります。
1つ目は、国に納める「労災保険料」です。2つ目は、その加入団体に納める「会費」となります。
1つ目の国に納める労災保険料は法律で決まっているため、どちらの団体から加入しても金額は変わりません。2つ目の会費は、各団体によって金額が変わるため注意が必要です。
また、団体によってはこの上記の2つ以外に
・更新手数料
・退会手数料
・労災事故が起きた際の対応手数料
・組合員証の再発行手数料
これらがかかってしまう場合もあるため、その点については確認が必要となります。

ちなみに、一人親方RJCでは
・更新手数料
・労災事故手続き費用
・加入者証速達郵送
・女性オペレーター手数料
上記4つの費用は一切いただいておりません。

さらに、一人親方労災保険RJCの代理加入された方全員に「代理加入クーポン」を発行、一人親方労災保険RJCの加入者へ「紹介加入クーポン」を発行しています。
代理加入クーポンを活用し加入すると、加入者1人あたり1,000円割引になります。
紹介加入クーポンを活用し加入する場合、加入する方は1,000円割引となり、紹介いただいた加入者は来年度継続時の会費が1人あたり1,000円割引になります。
この様に、サービスを受けられる団体もあるので、ご自身に合った団体を調べ確認することも大切です。

2.給付基礎日額とは

給付基礎日額とは、労災事故や通勤災害にあったときに、休業補償の計算のもととなる金額になります。
また、支払う保険料を決めるための基礎になる金額になります。給付基礎日額の金額が1日あたり支給されると思われている方もいらっしゃいます。
給付基礎日額はあくまで、補償と保険料を計算するための目安の数字です。
実際に事故の際にいくら支給されるかは、次にお話をします。給付基礎日額が高ければ高いほど受給できる労災保険の補償も多くなります。
よく給付基礎日額の変更をしたいというお問合せもいただきます。変更はできるのでしょうか?
「加入承認時における決定の後、必要に応じて改定することもできるが、少なくとも1年間は固定しておくこととし、改訂にあたっては、あらためて希望を徴することとする。(基発第一四五四号)」と国の法律で定められています。そのため年度内の給付基礎日額の金額の変更はできません。4月から翌年の3月までは
同じ金額である必要があります。給付基礎日額については変更ができないことを考えて慎重にご検討ください。
また、給付基礎日額は、3,500円~25,000円の16段階に区分されています。
一人親方RJCでは、不正受給防止のため16,000円以上の給付基礎日額を選択することができません。

3.休業補償

先述した給付基礎日額は、労災により休業した場合の補償の基礎になります。
休業補償は1日あたり給付基礎日額の8割となっています。
内訳としては、休業補償給付が6割、休業特別支給金が2割の合計8割になります。
また休業4日目から休業補償の対象となります。休業が3日以内の場合は補償の対象となりません。
給付基礎日額10,000円の場合の休業補償は1日あたり8,000円となります。
また給付基礎日額の最低金額である3,500円の場合の休業補償給付は、2,800円となります。

【例】 仮に休業期間が30日間あったとします。
30日間-3日間=休業補償がもらえる日数27日間

・給付基礎日額10,000円の場合
8,000円×27日間=216,000円
・給付基礎日額3,500円の場合
2,800円×27日間=75,600円
休業補償の料金に大きな差が出ますね。

このように、選択した給付基礎日額によって、金額に大きく差がでることとなります。ご自身の生活にあった給付基礎日額を選択することが重要です。

4.一人親方労災保険にかかる金額についてまとめ

本日は一人親方労災保険加入にかかる金額や内訳についてご案内しました。
ポイント
① 必要となる諸費用
② 給付基礎日額
③ いつ加入者証が届くのか

① 1で説明した通り、加入する団体によって入会金や会費が異なること、さらに更新手数料や退会時の手数料が発生する場合もあるので、注意が必要です。
ちなみに、一人親方RJCでは更新時の手数料は保険料と会費のみとなります。

② ご自身が選ばれる給付基礎日額によって、納める労災保険の金額やもしもの時の休業補償の金額も変わってきます。
団体によってはすべての給付基礎日額を選択できない場合もあるので確認が必要です。

③ 急に現場が決まり、今すぐ加入者証がほしい!という場合もあるかと思います。
そのような場合には、いつ加入者証が届くのか、というところも重要なポイントとなります。
一人親方RJCでは、加入者証は無料で速達郵送しており、大変ご好評いただいております。

この上記3点を踏まえた上でどの団体に加入するのか、ご自身に合った労災保険への加入をしましょう。現在どの労災保険ご加入か迷われている方々に少しでも参考になれば嬉しいです。

監修者の紹介

一人親方労災保険RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。その後、労働基準監督署にて労災補償および適用業務の実務を担当。2002年に愛知労働局労災補償課 職業病認定調査官、2011年に同局労災補償課 調整官などを歴任。2022年の退職に至るまで、50年以上にわたり労災保険の実務に携わってきた労災保険業務に関するエキスパート。
現在は、一人親方労災保険RJCアドバイザーや大手ゼネコン竹中工務店名古屋支店 労災業務を担当しながら、労災保険特別加入制度の普及や災害防止活動に取り組んでいる。

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