労災審査にも関わる! 建設業の一人親方の作業服は何がいい? 安全と作業服

会社勤めの場合は作業服も決まったものを支給されることもありますが、一人親方は自分で用意しなければなりません。
いまこれを読んでいる一人親方のあなたは、どうやって作業服を選んでいますか?
ぜひ、ご自身の作業服、作業内容を思い浮かべながら最後まで読んでくださいね。
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1.一人親方と作業服:そもそも作業服着用は危険防止のため!
はじめに、作業服は作業をするうえで「汚れてもいいもの」と思っている一人親方もいるのではないでしょうか?
それは違います!
『労働安全衛生規則』という厚生労働省が定めた省令があります。
この省令は、健康で安全に、安心して働くための基準を定めたものです。
省令第110条というなかに、「労働者の頭髪または被服が機械に巻き込まれるおそれのあるときは、
労働者に適切な作業帽または作業服を着用させなければいけない」という条文があります。
これが法的根拠となり、労災審査にも影響します。
一人親方が作業服や作業帽を身につけることは、
「危険防止」「労働安全」のためであるということを絶対に忘れてはいけません。
2.一人親方と作業服:一人親方が選ぶべき作業服のポイント3つ
建設業の一人親方は、脚立で高いところに上って作業をしたり、工具を使用したりすることが多くあります。
作業服の選び方ひとつで、一人親方が安全に作業をおこなえるかどうかが変わってきます。
(1) 一人親方が着るべき!長袖・長ズボン
一般的に、どの現場でも、長袖長ズボンの作業服が必須です。安全で機能性も高く、腕や足をしっかりと覆うことで、大きなけがだけでなく切り傷や擦り傷などからも皮膚を守ることができます。
建設業の作業服というと、ニッカポッカや足袋を思い浮かべる一人親方もいるかもしれませんが、現在は禁止になっていることが多いです。
裾が広いものは、引っかかったりすることでケガや事故につながりやすいためです。
また、自分がどれだけ気を付けて作業していたとしても二次被害というものがあります。
他の一人親方が作業中に工具を落としてしまった。
数人で物を運ぶ途中にほかの一人親方が転んでしまった。
そんなときにも、自分の身を守る作業服を選びましょう。
(2) 一人親方が意識して選ぶ!速乾性、ストレッチ性のあるポリエステル
一人親方が作業する現場は屋内、屋外と幅広くあります。雨や雪のなかでの作業はもちろん、真夏の炎天下のなかで作業をする場合もあります。
汗をかいたり、濡れたりしやすいため速乾性の高いポリエステル素材を選びましょう。
また動きやすさも重要です。
ストレッチ性の高い作業服かどうかも確認しましょう。
(3) 一人親方もきれいに!長く着用できる防汚加工
一人親方は、作業服も自分で用意しなければいけません。そのため、長く着用できて丈夫なものが、買い替えの頻度も減り経済的です。
防汚加工がついているものは、土を扱う作業が多い一人親方にはオススメです。
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3.一人親方と作業服:熱中症対策も!作業服以外に必要な安全対策アイテム
現場によっては、作業服以外にも安全対策として着用ルールがあるものもあります。
一人親方の作業内容はそれぞれ違います。
ご自身の作業に合った安全対策アイテムをきちんと身につけて、現場のルールに従って
作業を行いましょう。
(1) 一人親方とヘルメット
ヘルメットは、建設現場で一人親方の安全を守る必須アイテムです。ポイントは
・快適に着脱ができてストレスがないこと
・頑丈でも軽くて、首や肩に負担がかからないこと
を基準に選びましょう。
(2) 一人親方と安全靴
安全靴を履くことで防げる事故やケガもあります。つま先を防護し滑り止めを備えているため、転倒や物が落下したときに足先をケガするリスクを減らします。
(3) 一人親方と手袋
作業内容によって選ぶ手袋は異なります。高温の資材を扱う一人親方は熱を通しにくい革手袋を、
コンクリートや油を扱う一人親方はゴムの防水加工手袋を、
細かく繊細な作業をする一人親方は指先の感触が分かる薄手でフィット感のある手袋を、
それぞれ選ぶようにしましょう。
近年は現場でも、スマホやタブレットを扱いながら作業することも増えています。
一人親方は作業中に取引先からメールが来て返信することもありますよね。
手袋を外さなくてもスマホなど操作ができるニトリル素材もおすすめです。
(4) 一人親方と空調服
建設業では、夏になると熱中症になる一人親方が多く、労災請求の事例も増えます。一人親方は、夏場でも長袖長ズボンの作業服を着ます。
そのうえ屋外での作業やエアコンのない現場となると、熱中症の対策も欠かせません。
こまめな水分補給は必須ですが、近年では 空調服を着用する一人親方も増えています。
空調服は、小型のファンが作業着についていて外から空気を送り込むことで
身体の表面温度を下げることができます。
種類も
・袖まで涼しい長袖タイプ
・手元が見えやすいベストタイプ
・足まで涼しいつなぎタイプ
といくつかあるので、用途に合わせて選べます。
4.一人親方と作業服:安全対策をしていたかどうか?が労災審査に関わる
一人親方がケガや事故に遭って労災請求をするとき、
「ヘルメットや手袋は着用していたか?」「どのような服装だったか?」などの
聞き取りがあります。
一人親方が安全対策をきちんとおこなって作業をしていたかどうかが
労災認定されるかどうかの重要な決め手になります。
「めんどくさいな」「今日くらいいいか」という気持ちは
事故やケガを招くだけでなく、一人親方としての信頼を失うことにもなります
安全意識を持って作業を行うことで
一人親方としての姿勢や評価にもつながることを、忘れないでおきましょう。
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5.一人親方と作業服:まとめ
いかがでしたか?
一人親方は自分の身は自分で守るという意識が大切です。
健康管理だけでなく、一人親方が安全に作業ができる作業服やアイテムを身につけることを忘れないようにしましょう。

一人親方労災保険RJC アドバイザー
林 満
はやし みつる
現在は、一人親方労災保険RJCアドバイザーや大手ゼネコン竹中工務店名古屋支店 労災業務を担当しながら、労災保険特別加入制度の普及や災害防止活動に取り組んでいる。