一人親方の悩みや不安６選。解決方法はある？これを読んだら楽になるかも！

1．一人親方の悩み・不安6選

一人親方になると、一人親方ならではの悩みや不安があります。
まず一人親方の王道の悩み・不安の紹介です。
独立する前に見ておくと、備えやすいです！
<ｈ3>・病気やケガをしたときのリスクがある 一人親方さんは体調管理がとても重要です。
自分で現場の作業を行うことが前提なので、作業が行えないと仕事ができず収入がなくなります。
また会社に雇用されている場合は病気やケガで休んだ場合も、休業補償などがありますが、一人親方は補償がないため収入がなくなってしまいます。

・収入が安定しにくい

一人親方さんは個人事業主になるので、会社員の時のように毎月固定給ではありません。
自分で仕事を受注しなくてはなりません。
仕事の受注量が増えれば収入も増えますが、仕事がなくなると収入がゼロになってしまうことがあります。

・仕事量の限度がある

一人親方さんの皆さんは基本一人で仕事を進めます。
一人で一日あたりできる量は限られているため、仕事の量、またそれに伴い仕事内容や制限なども発生します。
また、一人親方は大企業との直接取引ができないことが多いです。
基本的には大企業は大企業に仕事を依頼することが多いからです。
そのため大きな仕事を請け負うことは難しくなるでしょう。

・社会的信用が低くなる

収入が安定していないと、ローンやクレジットカードの審査が通らなくなります。
一人親方さんは個人事業主のため開業したばかりだと社会的信用が低いため、ローンの審査が通りにくい、クレジットカードが作れない、融資が受けられないことがあります。

・一人親方は、確定申告をする必要がある

会社に雇われていると確定申告は会社が行いますが、一人親方になる個人事業主になるので自分で行います。
具体的には所得・経費・控除などを計算して資料を作成します。
慣れない作業なので手間がかかり、本業への負担になる場合もあります。

・社会保険の制限がある

一人親方は個人事業主なので、雇用保険の対象に含まれないため、健康保険や厚生年金に加入することができません。

2．一人親方の悩み・不安　解決方法

それでは、一人親方の悩み・不安を紹介したところで、今度は解決方法です！
これから独立を考えている方、今悩んでいる方はこれを読めば少し楽になるかも！

・一人親方労災保険に加入する

病気やケガへのリスクには労災保険の特別加入がおすすめです。
一人親方は労働者ではなく、個人事業主なので、労災保険に加入することができません。
しかし労働者以外でもその業務の実態、災害の発生状況から労働者と同じ程度に保護することが必要な場合、労災保険の特別加入が認められています。

労災保険に特別加入をしていれば、仕事、通勤時の怪我や病気の治療費が無料になる、また休業補償などがあるため、安心して働くことができます。
また、最近では労災保険に加入していないと入れない現場が増えています。
一人親方として働くには、労災保険の加入は必須になっています。

・人脈を広げる

自分で仕事を受注しなくてはならないので、収入が安定しません。
独立をする前に、会社の上司や同僚、知り合いの業者との人脈をつくりましょう。
独立後に仕事を紹介してもらえる場合があります。
また、職人マッチングアプリなどもあるので、うまく活用しましょう。
人脈を広げ、仕事を増やし、収入の安定につなげましょう。

・一人親方になる前にローン契約やクレジットの作成

ローンの契約やクレジットの作成は安定した収入が重視されます。
独立する前の会社に雇用されている間にすませておきましょう。

・一人親方の確定申告は税理士や確定申告ソフトに任せる

確定申告は手続きが難しいです。
専門知識を持った税理士に依頼をすると、正確に手続きをしてくれます。
また確定申告ソフトなどを利用して、作業の軽減を工夫するのも良いでしょう。

・各種保険、民間保険を活用する

健康保険や厚生年金に加入できなくなるため、国民健康保険と国民年金保険に加入しましょう。
また、社会保険では補償しきれない場合は民間の保険を活用しましょう。
ただ民間保険は義務ではないので、必要な場合は検討してみてください。