3,500円とか4,000円って出てくる給付基礎日額って何?

この記事はこんな方におすすめです

  • 一人親方労災保険の特別加入を検討中の方
  • 給付基礎日額ってなに?と思われる方
  • 給付基礎日額をいくらにしたらいいか分からない方

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1、給付基礎日額とは

保険料や、休業(補償)給付などの給付額を計算する基礎となるものです。

給付基礎日額が低い場合は、保険料が安くなりますが、その分休業(補償)給付などの給付額も少なくなります。

十分注意して必要な金額を申請するようにしてください。

 

2、給付基礎日額の選び方

では、必要な金額はどのように選べばいいでしょうか。

決め方としては、前年の収入÷365日で計算された金額に近い給付基礎日額を選択するのが一般的です。

しかし、最近では元請さんから「給付基礎日額が10,000円以上の保険でないと現場に入ることができない」と言われることがあるようです。

加入の前には元請さんへの確認も必要です。

また、けがの危険性が高い現場で働いている一人親方さんは高い給付基礎日額を選んでいる方が多いです。

仕事内容に応じ、万が一に備えて給付基礎日額を選ぶのもいいかもしれません。

 

3、給付基礎日額って何に関係があるの?

まず一人親方労災保険の給付にはどのようなものがあるかご紹介します。

 

療養給付 病院で治療を受けるための補償
休業(補償)給付 4日以上の療養のため休業したとき、休業4日目から支給
傷病(補償)年金 療養開始後1年6ヵ月で治癒せず、傷病等級に該当したときに支給
障害(補償)給付 傷病が治癒した後、身体に障害等級に該当する一定の障害が残ったときに支給
遺族(補償)給付 一人親方が労災事故により死亡した場合、遺族に支給
埋葬料(埋葬給付) 一人親方が死亡した場合、その葬祭を行ったものに対して葬祭料として支給
介護(補償)給付 傷病(補償)年金または、障害(補償)年金を受給している方のうち、一定の障害を有する方が介護を受けているときに支給

 

このうち、「療養(補償)給付」や「介護(補償)給付」は、給付基礎日額が3,500円の人も14,000円の人も同じ給付が受けられます。

しかしその他全ての給付は、給付基礎日額の金額によって補償金額が変わってきます。

 

4、まとめ

給付基礎日額はご自身で設定していただくので、迷われる方も多いと思います。

給付基礎日額を下げれば、保険料を安くすることができます。

しかし休業補償などの給付額も少なくなります。。

万が一けがをして働けなくなってしまったら、休業補償はとても大事になってきます。

RJCでは給付基礎日額3,500円から14,000円まで取り扱っています。

必要に応じて正しい金額を選ぶようにしましょう。

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監修者の紹介

林満

元厚生労働省 厚生労働事務官
厚生労働大臣承認 愛知労働局承認
一人親方労災保険RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。