「自分のミス=労災NG」これってホント?

この記事はこんな方におすすめです
  • 現場で「安全確認不足」でケガをしてしまった一人親方さん
  • 自分に落ち度があるから労災申請できないと思っている方
  • 元請けから「一人親方労災保険」への加入を急かされている方
はじめに

建設現場での事故、もし自分に「不注意」や「確認不足」などの過失があっても、国の労災保険はしっかりおりるので安心してください。

本人のミスを理由に給付額が減らされることはありません。

今回は、一人親方が知っておくべき労災保険の仕組みを分かりやすくお伝えします。

1.自分のミスで事故…それでも「国の労災保険」はおります!

現場で作業中、「つい、うっかり…」という瞬間は誰にでもありますよね。

「自分の安全確認が足りなかったから、労災なんておりないよな…」と諦めてしまう一人親方さんがいらっしゃいますが、実はそれは大きな勘違いです。

国の特別労災である「一人親方労災保険」は、たとえ労働者(一人親方さん)側に過失があったとしても、それを理由に給付を行わなかったり、金額を減らしたりすることはありません。

 

わざと事故を起こした場合は別ですが、通常の作業中や移動中の不注意であれば、国がしっかりと治療費や休業補償をサポートしてくれます。

自分を責めて治療を後回しにする必要はありません。

 

2.【事例】安全確認不足で怪我をしてしまったら?

具体的なケースで見てみましょう。

 

【事例:脚立からの転落】

建設業を営むAさん(40代)。

高所作業の際、足場の固定を確認せずに作業を始めてしまい、バランスを崩して転落。

骨折をしてしまいました。

 

この場合、Aさんは「自分の確認不足」という過失があります。

しかし治療費は全額無料、仕事を休んでいる間の給付金も通常通り支給されます。

3.なぜ「過失」があっても給付されるの?

それは、労災保険が「被災した人とその家族の生活を守ること」を一番の目的としているからです。

 

建設業の現場は、常に危険と隣り合わせ。

どんなに気をつけていても、疲れや焦りでミスが起きることはありますよね。

もしミスがあるたびに「保険金は出しません」となってしまったら、怖くて現場で働けなくなってしまいます。

 

そのため、国の労災保険は「仕事中の事故であれば、過失の有無にかかわらず補償する」という、働く人にとても優しい仕組みになっているのです。

これから加入を検討されている方も、この「安心感」は一人親方として働く上で大きな味方になりますよ。

4.まとめ

いかがでしたか?

「自分の不注意だから…」と不安になっていた方も、少しホッとされたのではないでしょうか。

 

自分の不注意(過失)があっても労災保険は下りる!

給付額が減らされることもないので安心。

国の制度だから、治療費や休業補償がしっかりしている。

 

一人親方として現場で安心して腕を振るうためには、万が一の備えが欠かせません。

もし「まだ加入していない」「どこの保険がいいか迷っている」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ一人親方労災保険RJCにお声がけください。

建設業専門の私たちが、あなたの毎日をしっかりとサポートさせていただきます!

 

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監修者の紹介

林満

元厚生労働省 厚生労働事務官
厚生労働大臣承認 愛知労働局承認
一人親方労災保険RJC アドバイザー

林 満

はやし みつる

1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。