特定在留カード導入!外国籍一人親方の代理申請と注意点 公開日 / 2026年5月27日 ID:25004 この記事はこんな方におすすめです 外国籍の一人親方さんから頼まれて、代わりに労災保険の手続きをしようとしている会社の担当者様 日本語やITの操作が苦手な夫(一人親方)の代わりに手続きをしてあげたいご家族の方 現場から「今すぐ労災保険に入って」と言われたけれど、手続きが面倒で困っている方 はじめに 建設現場に入るために、元請けさんから「急いで一人親方労災保険に入ってね!」と言われるケース、最近とても増えていますよね。特に、外国籍の一人親方さんの場合、「日本語の書類が難しくて書けない…」「忙しくて手続きする時間がないから、代わりにやってほしい!」と、属している会社の社長さんやご家族に頼むことも多いのではないでしょうか? そんな中、在留カードとマイナンバーカードが合体した「特定在留カード」が新しく誕生することになりました。これによって手続きが便利になる一方で、代理で申請したり、社内で書類を管理したりするときに、絶対に気をつけたい重要なポイントもあるんです。今回は、新しいカードの仕組みと、代理申請・書類管理の注意点について分かりやすくお話ししますね! 目次1.「特定在留カード」ってなに?手続きが「ワンストップ化」して便利に!2.外国籍の一人親方に頼まれた!「代理申請」で気をつけたい注意点3.【重要】社内ルールの徹底を!コピーを取る際の注意点4.まとめ 1.「特定在留カード」ってなに?手続きが「ワンストップ化」して便利に! これまで、日本で働く外国籍の方は、「在留カード」と「マイナンバーカード」の2枚を別々に持って管理していましたよね。 これが令和7年(2025年)の法改正によって、2つの役割が1枚にまとまった「特定在留カード」に生まれ変わることになりました! このカードの一番のメリットは、手続きの「ワンストップ化」です。ワンストップとは、「あちこち行かずに、1ヵ所の窓口でまとめて用事が済む」という意味です。今までは住所が変わったら役所へ行き、在留資格の更新は入国管理局(入管)へ行く必要がありましたが、これからは入管の窓口だけで、マイナンバーの情報も一緒に自動でアップデートできるようになります。 2.外国籍の一人親方に頼まれた!「代理申請」で気をつけたい注意点 一人親方さんが現場に入るために必須となるのが、「一人親方労災保険」への加入です。 「本人が忙しいから」 「日本語の申請画面が読めないから」と、会社の担当者様やご家族の方が代わりに代理申請をしてあげることも多いかと思いますが、以下の点に注意が必要です。 在留資格と期限のダブルチェック 労災保険の加入手続きでは、その一人親方さんが「本当に日本で正しく働ける資格を持っているか」を確認するため、在留カードの提示(写しの提出)を求められます。新しくなる「特定在留カード」でも同様です。在留期限が切れていないかを必ず確認してくださいね。 名前や生年月日の「表記ゆれ」に注意 外国籍の方の「アルファベット表記」や「カタカナ表記」は、書類によって少しずつズレていることがあります。カードに書かれている通りの正確な名前を入力しないと、手続きがストップしてしまう原因になります。 3.【重要】社内ルールの徹底を!コピーを取る際の注意点 新しい「特定在留カード」は非常に便利なものですが、会社として代理で手続きを行う場合、個人情報の取り扱いには今まで以上の注意が必要です。 なぜなら、カードの裏面には非常にデリケートな「マイナンバー(個人番号)」が記載されているからです。マイナンバーは法律で守られており、必要のない割り出しや保管をしてはいけない決まりになっています。 そのため、本人確認や手続きのために会社でカードのコピーを取る際は、以下のいずれかの方法を新しい社内ルールとして徹底することが必須になります。 「表面のみ」のコピーにする(裏面は最初からコピーしない) 「裏面のマイナンバーをマスキングして隠す」(付箋や黒いテープで番号を隠してからコピーを取る、またはコピー後の番号を黒塗りにする) 「ついうっかり、裏面の番号が見えたまま社内にファイリングしてしまっていた…」ということのないよう、事務に携わるスタッフ全員でこのルールを共有しておきましょうね。 4.まとめ いかがでしたでしょうか?新しく始まる「特定在留カード」によって手続きの「ワンストップ化」が進み、外国籍の方を取り巻く環境は便利になっていきます。とはいえ、現場で働くために不可欠な「一人親方労災保険」の手続きや代理申請、そして社内での書類管理には、まだまだ細かいチェックやルール作りが欠かせません。 「とにかく早く、確実に手続きを終わらせたい!」 「面倒な書類仕事や個人情報の管理に怯えず、安心して現場仕事に集中したい!」 そんな時は、一人で抱え込まずにプロを頼ってくださいね。外国籍の一人親方様や、代わりに手続きをする会社・ご家族様のお困りごとは、「一人親方労災保険RJC」にお任せください! お見積りはこちら 監修者の紹介 元厚生労働省 厚生労働事務官 厚生労働大臣承認 愛知労働局承認 一人親方労災保険RJC アドバイザー 林 満 はやし みつる 1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。 一人親方マガジン一覧 「めんどくさい」が「入ってて良かった!」に変わる、一人親方労災保険の正しいトリセツ 2026年06月22日 一人親方労災保険、従業員がいると入れないって本当!? 2026年06月22日 夫婦円満の隠れた条件、それは一人親労災保険かもしれない 2026年06月22日 労災加入手続きは5分、未加入の不安は365日!スマホで即解決 2026年06月22日 一人親方マガジン一覧 ≫