建設業の一人親方労災保険のままで大丈夫?保守メンテナンスの人は労災保険を見直そう 公開日 / 2026年8月20日 最終更新日 / 2026年8月20日 この記事はこんな方におすすめです 設備や煙突の保守点検を行っている方 自分の仕事が建設業に当たるか分からない方 仕事内容に合った労災保険へ加入したい方 日本最大級|一人親方労災保険RJC 私たちは日本一の建設業一人親方専門 労災特別加入団体を目指しています! 早い: 24時間WEB完結・カード即発行 安心: 厚生労働省認可・34年以上の実績 専門性:特別加入に精通したプロ社労士が在籍 お見積りはこちら はじめに 「一人で働いているから、 一人親方労災保険に入ればよい」 そう考えている方も多いと思います。 しかし、一人で働いているだけでは、 建設業の一人親方に当てはまるとは限りません。 大切なのは、肩書や作業場所ではなく、 実際に行っている仕事の内容です。 今回は、設備の保守点検を行う方から寄せられた 相談をもとに、加入区分を確認するときの 注意点をご紹介します。 目次1.煙突や設備を点検する方からのご相談2.高い場所で働くだけでは建設業とは限りません3.部品交換をしたら建設業になる?4.保守点検をしている一人親方も特別加入ができる労災保険があります5.仕事内容に合った加入区分を選びましょう6.加入区分に迷ったらRJCへご相談ください7.まとめ参考資料関連記事 1.煙突や設備を点検する方からのご相談 ご相談者は、発電所や製鉄所などで働いています。 主な仕事は、煙突や設備の保守点検です。 高所作業用のゴンドラに乗り、 高い場所で設備を検査することもあります。 点検ではマンホールを開けるために、 工具でボルトやナットを外すことがあります。 パッキンなどの部品を交換する場合もあります。 このような作業があるため、ご相談者は 建設業の一人親方労災保険に加入していました。 しかし、仕事の中心は工事ではなく、 設備の点検や検査です。 そこで、現在の加入区分が仕事内容に 合っているのか不安を感じ、RJCへ相談されました。 2.高い場所で働くだけでは建設業とは限りません 高所で働く仕事には、大きな危険があります。 しかし、高所作業を行うという理由だけで、 建設業に該当するとは限りません。 工具を使うかどうかだけでも判断できません。 次のような点を確認する必要があります。 建物や設備を新しく設置する仕事か 設備を修理または改修する仕事か 建物や設備を解体する仕事か 完成した設備を検査する仕事か 日常的な保守や点検が中心か 例えば、煙突を新しく造る仕事は、 建設工事に当たる可能性があります。 煙突を大きく修理する仕事も同様です。 一方、煙突の状態を確認することが中心なら、 保守点検業務に当たる可能性があります。 作業する場所だけではなく、 そこで実際に何をしているかが重要です。 3.部品交換をしたら建設業になる? 保守点検では、工具を使うことがあります。 マンホールを開けるためにボルトを外したり、 古くなったパッキンを交換したりする場合もあります。 このような作業があるからといって、 必ず建設業になるわけではありません。 ただし、修理や交換の内容、規模、目的によっては、 建設工事に当たる可能性があります。 判断するときは、次の内容を整理しましょう。 どのような場所で働くか 点検と工事のどちらが中心か 設備の修理や改修を行うか どのような工具を使うか 何を取り外し、何を取り付けるか 契約書や注文書に何と書かれているか 「メンテナンスをしています」と伝えるだけでは、 判断に必要な情報が不足する場合があります。 作業の目的、工程、交換する部品、 契約上の業務内容まで具体的に伝えることが大切です。 4.保守点検をしている一人親方も特別加入ができる労災保険があります 以前は、労災保険へ特別加入できる 一人親方、フリーランスの業種や職種が限られていました。 制度が改正され、2024年11月1日からは、 企業などから業務委託を受ける一人親方、フリーランスが、 業種や職種を問わず特別加入の対象となりました。 ただし、すべての一人親方、フリーランスが 同じ区分で加入するわけではありません。 企業などから委託を受ける業務が、 建設業の一人親方など、別の特別加入制度の 対象となる場合があります。 その場合は、原則として、その事業や作業を扱う 特別加入団体へ申し込むことになります。 「一人で働いているから一人親方」 「会社の代表だからフリーランス」 このように肩書だけで加入区分を 判断することはできません。 委託元との関係や契約内容、 実際の仕事内容を確認する必要があります。 5.仕事内容に合った加入区分を選びましょう 労災保険へ特別加入していても、 加入区分と実際の仕事内容が 合っていない場合があります。 特別加入者の業務災害として認められる範囲は、 加入している事業や作業の内容などを踏まえて、 事故ごとに判断されます。 特に、次のような方は加入内容を確認しましょう。 建設現場で検査だけをしている 設備の点検と修理の両方をしている 高所作業があるため建設業だと思って加入した 元請会社から急いで加入するように言われた 申込時に詳しい仕事内容を伝えていない 加入後に仕事内容が変わった 加入証明書を持っていることだけでなく、 実際の仕事に合った区分へ加入しているかを 確認することが大切です。 6.加入区分に迷ったらRJCへご相談ください 保守点検の仕事は、作業の内容によって 加入区分の判断が難しいことがあります。 特に、点検と修理の両方を行う方は、 それぞれの作業内容を整理して確認しましょう。 RJCでは、実際の仕事内容を確認したうえで、 加入についてご案内します。 相談の際は、次の資料があると、 仕事内容を確認しやすくなります。 契約書 注文書 作業手順書 仕事内容が分かる写真や資料 現在、別の団体へ加入している方も、 まずは今の加入内容が仕事に合っているかを 確認しましょう。 加入区分、費用、乗り換えについて 分からないことがある方は、 RJCへ申込み、見積り、問い合わせをご検討ください。 7.まとめ 煙突や設備の保守点検を行っていても、 高所作業や工具の使用だけで 建設業に当たるとは判断できません。 点検、修理、改修、交換など、 実際に行う作業の目的と内容を 具体的に確認する必要があります。 加入を検討するときは、仕事内容と契約内容を 特別加入団体へ詳しく伝えましょう。 すでに加入している方も、仕事内容が変わった場合や、 現在の区分に不安がある場合は、 加入内容をあらためて確認してください。 この記事は、労災保険制度について 一般的に説明したものです。 実際の加入可否や労災保険給付は、 仕事内容、契約関係、事故時の状況などをもとに、 関係機関によって個別に判断されます。 参考資料 厚生労働省「令和6年11月1日から『フリーランス』が労災保険の『特別加入』の対象となりました」 厚生労働省「特別加入制度のしおり(一人親方その他の自営業者用)」 関連記事 【元請向け】電気工事とエンジニア兼業の一人親方、労災保険はどう提案? 電気工事とエンジニアを兼業する一人親方の労災保険は、どのように考えればよいのでしょうか。仕事内容に合った特別加入を確認するポイントを解説します。 一人親方労災保険RJC2026年7月24日 お見積りはこちら 監修者の紹介 元厚生労働省 厚生労働事務官 厚生労働大臣承認 愛知労働局承認 一人親方労災保険RJC アドバイザー 林 満 はやし みつる 1971年に労働省(現厚生労働省)愛知労働基準局に入局。以降、名古屋東労働基準監督署や瀬戸労働基準監督署、愛知労働局で労災補償課および労働保険適用課にて奉職。適用指導官、職業病認定調査官、労災第一課長、労災保険審査官、労災管理調整官を歴任。特に特別加入制度の手続きや給付に関する相談対応に精通し、職業病認定調査官や労働者災害補償保険審査官としても活躍。2022年までの50年以上にわたる実務経験を持つ労災保険のエキスパート。現在はスーパーゼネコンの安全協力会において特別加入の相談指導を行っている。 一人親方マガジン一覧 【労災保険の補償内容】現場の「物損」も補償対象になる? 2026年09月15日 現場に入れない?給付基礎日額の変更!翌月から3500円を10000円にしたい 2026年09月15日 初めてのマイページで加入証明書を出すには? 2026年09月15日 【電話でのご相談】ネットが苦手でも大丈夫!一人親方労災はFAXで申込みできる? 2026年09月15日 一人親方マガジン一覧 ≫